17.05.02
耐震性って考えたことありますか?【地震に強い家づくり①】
みなさんは、マイホームを検討する際に、耐震性など考えたことはありますか?
リクルート調べで、「今、家づくりで重視したいことランキング」では以下の順位になっていますので、今回は「耐震性」についてお話しますね!
1位 耐震性
2位 耐久性
3位 間取り・プラン
4位 断熱性・気密性
5位 アフターサービス・保証
近年の大地震としては
1995年の阪神大震災・2004年の新潟中越地震・2011年の東日本大震災・2016年の熊本地震が発生していますので、マイホームを検討する時に耐震性の高い住宅を重視したいと思うのは、当然だと考えます。
工法としては、主に鉄骨と木造がありますが、どっちが地震に強いのでしょう。
一般的には鉄骨の方が強いと思いますよね~
でも、地震力とは重さに比例して揺れが大きくなる性質がありますので、実は、木造よりも重い鉄骨の方が揺れが大きくなるのです。
ですから、鉄骨で耐震性が高い住宅を建築する為には、木造より頑丈に造らなければならないので、コストが高くなってしまいます。
それでは、木造で地震に強い住宅を建築する為には、どうしたら良いのでしょう。
実は、品確法で地震の強さを示す基準があります。それを耐震等級といいます。
耐震等級は3つの強さに分かれています。
耐震等級1 は建築基準法の耐震基準になります。(極めてまれに発生する地震でも、倒壊しない程度の耐震性)
耐震等級2 は1の基準の強さの1.25倍の耐震性になります。
耐震等級3 は1の基準の強さの1.5倍の耐震性になります。(最高等級=地震に一番強い住宅)
地震に強い住宅を建築したい方は、最高等級の耐震等級3相当の耐震基準の住宅を、お勧めしたいと思います。
以上になりますが、次回は「耐震等級3って本当に必要なの?」についてお伝えしますね!