17.09.28
外壁材について③おはようございます!
春日部展示場の八木です。
前回、前々回に引き続き今回も外壁材の紹介をさせていただきます。
≪塗り壁≫
「塗り壁」とは、左官職人が金属製のコテを使って仕上た壁の事です。
似たような感じの仕上げに「塗装」というものがありますが、大きな違いとしては作業で使う道具の違いだと思って下さい。
「塗り壁」が金属製のコテを使うのに対し、「塗装」はローラーを使用します。
仕上がり具合も大きく違っていて、極端に言うと「塗り壁」は左官職人の技が活きる独特の仕上がりで、全く同じものが出来ない、世界でたった一つだけのその家オリジナルの壁です。
今は色の種類も豊富で、1色だけで仕上げるのではなく、2色混ぜたマーブル仕上げも人気になってきています。
雨や太陽光にも強いので、外壁材の中でも注目度が上がっています。
ホームセンター等にも売っているので機会があれば見てみて下さい。
次に「塗り壁」つながりで、室内用の塗り壁材の紹介をしたいと思います。
現在の室内塗り壁で人気を二分しているのが「珪藻土」と「漆喰」です。
「珪藻土」とは簡単に言うと、植物性プランクトンが化石化したもの。
はるか昔から火に強い土として、七輪やレンガなどの原料として使われてきました。
壁材として優れている点は、調湿性能や耐火性、室内の空気を清潔に保つ事などが挙げられます。
「漆喰」は、古くからお城や土蔵などの日本の伝統的な建物に使われてきました。
製造方法は、消石灰に海草のり、すさ、水などを加えて練り上げます。
一番優れている点として挙げられるのは、防カビ抗菌効果です。
こちらもホームセンターやインターネット等でも販売しているので、DIYをする方も増えてきているようです。
腕に自信のある方は試してみてはいかがでしょうか?(^O^)/
最後に注意点ですが、外壁材でも何でも、それぞれに必ずメリット・デメリットがありますので、良い点ばかりではなく、悪い点も把握しておく事が必要不可欠です。
家づくりは一生に一度の一大イベントです。
後悔しない為にも、色々知りたい事、知っておいた方が良い事があると思います。
お悩みや相談したい事など、何でもお気軽にお問い合わせ下さい。