17.05.08
繰り返しの地震に耐えられる構造とは?【地震に強い家づくり③】こんにちは! 黒須建設 春日部展示場のTです。
今回は前回の続きで、「繰り返しの地震に耐えられる構造とは?」をお伝えしますね!
地震に耐える為の構造としては3つあると言われています。
一つ目は耐震構造になります。
耐震工法とは、筋交いや面材によって家自体の強度を高めて、地震の揺れに対抗する構造になります。
メリットとしては、強度が3段階ありますので等級3で建築すれば、ある程度の大地震には耐える事が出来ると思います。
デメリットとしては、繰り返しの地震に耐えられるかは、疑問です。
二つ目は免震構造になります。
免震工法は建物と地面の間に免震装置を設置して、建物と地面から絶縁して地震の揺れを伝えない構造になります。
メリットとしては、横揺れに対してはとても効果的です。
デメリットとしては、工事費用が高額になってしまう事と、直下型の縦揺れには効果的ではない事です。
三つ目は制震構造になります。
制震構造とは、建物内にダンパーと呼ばれる振動軽減装置を設置して、地震のエネルギーを吸収。建物に粘りをもたせて地震の揺れを抑える構造になります。
メリットとしては、繰り返しの地震に効果的で、コスト的にも免震に比べ安く出来る事です。
デメリットとしては、耐震に比べてコストが掛かる事です。
以上、繰り返しの地震に効果的なのは、制震構造になると思います。
黒須建設は標準で制震装置が付いていますので、追加費用も掛からず安心ですよ!
次回は「断熱性が高い住宅とは?①」をお伝えします。お楽しみに🎵