20.05.26
デザイナー照明の話建築部の中村です。
今回は照明器具の話をしたいと思います。
お客様の中でも根強い人気がある照明があります。
それは見た事があるかたもいらっしゃると思いますが
ルイスポールセン社のPH5シリーズです。
過去取付けした経験から
この照明のポイント
①北欧のデザインの為、照度よりもあわい間接照明的なモチーフである事。
②LDK吹き抜けに取付ける場合、照明の取付け位置に工夫が必要な事。
③インテリア性が高いためインテリアに溶け込ませるのか、逆にメインと考えるか
インテリアの調和が必要。
④北欧照明デザインには点光源、壁を照らす間接照明のバランスに注意が必要。
ダウンライトを有効に使用し、極力クロスはホワイト系
天井と壁クロスを同じにすると陰影が美しさを醸し出します。
照明を吊っているはね出しの化粧梁風(箱です)には配線を埋め込んであります。
照明とテーブルとの距離はH600がBESTです。
ちなみに照明の下のテーブルは特注アイアンフレームにリビングの床と同じオークの無垢材にて制作した物です。
お客様の長年のルイスポールセンへの熱い想いが形になりました。
参考にしていただけますと幸いです。