21.07.06
黒須建設のパッシブデザイン~パッシブデザインって何だろう?~こんにちは!埼玉県の注文住宅 工務店 黒須建設です。
黒須建設がつくるのは、「暖涼感」を味わえる健康住宅。
自然の力を上手に活用し、小さなエネルギーで 「冬暖かく、夏涼しい」「家中明るく、風通しがよい」を目指した、心地よい住まいです。
・光と風が集うパッシブデザイン
・高い断熱性能
・省エネ設備
当社ではこれらの工夫を組み合わせることで、人間にも地球にも優しく暮らしやすい家を実現しています。
では、「パッシブデザイン」とは何なのでしょうか?
●自然の力を利用したデザイン
パッシブデザインとは、太陽の光や熱・風といった「自然エネルギー」を上手に採り入れたデザインのことで、エアコンなどの機械に頼らず、快適に暮らすことを目的とした設計手法です。
パッシブデザインは
・通風デザイン(風)
・昼光利用デザイン(光)
・日射熱利用暖房のデザイン(熱)
の工夫が主だったもの。具体的手法としては、
・国が指定している「通風のための窓面積基準」を参考に、窓の大きさや配置を計算
・「ウィンドキャッチャー」で風を取り入れる工夫
・吹き抜けを採用して、いつも明るく空気が循環する室内に
・北側からの安定した光を取り入れる工夫
・階段の高い位置に高窓を取りつけ、暗くなりがちな階段や廊下を明るく
などが挙げられます。
●日射熱利用暖房とは?
「日射熱利用暖房」についてもう少し詳しくお話ししましょう。
設備や建材だけに頼らず、「風」「光」「熱」を制御して快適な室内環境を保つのが、日射熱利用暖房のデザインです。
・「風」の利用
風の通り道をデザインして夏場を快適に保ちます。冬は風を遮断する設計を。
・「光」の利用
窓や天窓を巧みに配置し、照明利用を減らします。夏場は軒や庇で日差しを遮ります。
・「熱」の利用
冬は太陽熱を取り入れて、昼間の熱を蓄える工夫を。夜間にも部屋を暖かく保つことができます。
これらの自然の力を利用した設計デザインは断熱性能をより高く機能させ、設備だけに頼らない快適な室内環境づくりに役立ちます。
パッシブデザインについてはこちらもご参照ください
https://www.kuros.co.jp/spec/passive/
次回は「夏を涼しくするパッシブデザイン」についてご紹介します。
お楽しみに(^^)