こんにちは！埼玉県の注文住宅 工務店 黒須建設です。

今年度入社した鈴木は、建築業界が初めてのフレッシュマン。今は社内でさまざまな部署を経験し、工務店の仕事を学んでいます。
「新入社員・鈴木のお仕事奮闘記」と題し、「黒須建設の日常」「家づくりの裏側」などなどを、鈴木の目を通してご紹介していきます♪

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―――こんにちは、新入社員の鈴木です！

今回は、M様邸の上棟のお手伝いをしたこと、10月から「設計部」の研修が始まったことについてご紹介します。

上棟で私が手伝ったところは…

・足場のネット張り

上棟が始まる前にメッシュシートというネットを張っていきます。
これは、作業中に材料や工具などが落下したり、塗装時の塗料が現場以外に飛散したりするのを防止するためです。
足場を覆うように足場の外周に設置します。
ネットには穴が開いており、風通しがよく、夏場でも施工性は高いです。ですが、風が強いときなどは足場を崩す原因になってしまいますので、注意が必要です。

・玉掛け

玉掛けとは、クレーンのフックに吊り荷を掛けたり外したりする作業のことです。
ロープやベルトなど、専用の用具を使って行います。
誰でもできそうな作業に思われるかもしれませんが、クレーンで大きな荷物を吊り上げる際には、適切な方法で作業を行わないと重大な事故につながる危険性があります。万が一、作業中に吊り荷が崩れて飛散したり、フックから外れて落下したりすれば、大惨事になります。
そのようなことが起きないよう、細心の注意を払って作業しています。

上棟前

上棟後

上棟の際は1日でここまで仕上げます。

初の上棟に携わることができ、うれしく思います。
柱を立て、クレーンで材料を運び、2階の床材を貼り、屋根の野地板を張るなど土台敷きとはまた違う大変さはありましたが、その分また知識を得ました。

そして、工事部で3ヶ月間の研修を終え、次は「設計部」での研修が始まりました。

まず、ご紹介するのは、「図面作成」です。
ArchiCADというソフトを使い、作成していきます。ArchiCADというのは、建築・建設業界のためのCADソフトウェアです。パソコン上で2次元、3次元の図面を作成することができます。
私は今までJw_CADしか扱ったことがなかったので、ArchiCADを覚えるまでとても大変でした。ちなみにJw_CADとは2次元汎用CADソフトで、主に2次元だけの図面を作成するソフトになります。
ArchiCADを使えば、立体的に図面を見ることができ、家具や家電などが配置できるためイメージしやすくなります。

今はArchiCADの操作を覚えるために実際に建てた家の図面を見て、同じ図面を作成するなどの作業を行っています。以前工事部での研修があったからこそ、多少の図面の確認だけで大体の空間の想像ができるようになったのかなと思います。

別日にはお引渡し前の家の完了検査に同行させていただきました。
完了検査とは、「実際に図面に基づいて建築が行われたか」や「傷やごみ、直しが必要なところがないか」などの確認作業です。
一見完璧に見えますが、よく見るとズレや剥がれなど気になる箇所がありました。これを見過ごすとクレームの原因になりかねません。こういった原因をひとつでもなくし、お客さまに満足していただき、黒須建設をお知り合いに紹介していただけることを考え、日々目を凝らし確認しています。

設計部は希望職だったため、とてもやりがいを感じています。まだ研修なので会社やお客さまの役に立つことは行っていませんし、希望職だからといってそこへ配属されるとも限りません。
実際にやってみないと自分にどの職種が合うかわかりません。一つひとつ学ばせていただいていることに感謝し、取り組むことを改めて思いました。

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