こんにちは。

アフターサービス担当の一ノ渡です。

前回は網戸の張り替えの準備段階についてお話ししました。

今回は引き続き、網戸の張り替えについてをお話しします。

①　図の①の長手方向に押さえゴムをはめ込む

押さえゴムのはめ込み始めは、網戸用のローラーのヘラの部分で押し込みます。

あとは、網を手で押さえ、ローラーを転がしながらはめ込んでいきます。

押さえる力がムラになると曲がったり、波を打ったりします。

もし、ひどく曲がってしまったときは、押さえゴムをはずし、網をずらしてやり直しましょう。

②　角の部分をはめ込んで、図の②の短手方向に押さえゴムをはめ込む

①の長手方向がはめ終わったら、②の短手方向に押さえゴムをはめ込んでいきます。

角の部分はローラーのヘラで押し込みます。

③　図の③長手方向、図の④短手方向に押さえゴムをはめ込む

?図の①、②の時と同じように押さえゴムをはめ込みます。

この時、手で網を押さえますが、①の長手方向の押さえゴムの部分の網に少しふくらみがある位にしましょう。

押さえゴムをはめる前から網をピンと張ってしまうと、網の張り過ぎです。

④　余分な網を切る

?押さえゴムの余分をハサミで切って溝にはめ込んだら、余分の網をカッターで切ります。

押さえゴムの横にカッターの刃を枠側に向けて斜めに当て、ぐるっと切っていきます。

この時、カッターをゴム側に向けて切らないよう気を付けてください。せっかく張り直したのにほつれてくることがあります。

さて、これで網戸の張り替えは完了です！！余談ではありますが、網戸についての豆知識をお話しします。

前回のお話しで、網戸の網にはポリプロピレン製・塩化ビニール製・グラスファイバー製の３種類ありますと言いましたが、網目の細かさにも種類があります。

網目には５つの細かさがあり、基準は１インチあたりのメッシュの数がいくつあるか。

メッシュの数は１８・２０・２４・２６・３０の５つ。

どれがいいかはご自分で気に入ったものをご使用ください。

また、押さえゴムの種類ですが、２種類あります。

まずは、押さえゴム式。

アルミサッシ網戸のほとんどがこの方式です。網の固定が容易で扱いも簡単です。

次は、パッチ式。

Ｔ字型の固定縁で、網の張り替えが誰でも簡単に出来るようなワンタッチ式のものです。

こちらは限られたメーカーさんの物ですので注意してよく確かめましょう。

網戸の穴の補修について

網戸を張り替えるまでもないなという場合は、網目模様の入った網戸補修用テープがあります。

サイズは小さいもの・大きいもの・細長いものの３種類あるので穴の大きさに合わせて選び、穴より少し大きめに切って両面から貼りましょう。

この時、空気が入らないよう気を付けてください。

また、貼る前に網の汚れをしっかり落としましょう。でないと、付きが悪くなります。

さて、前回・今回と２回に分けて網戸の張り替えについてお話ししましたがいかがだったでしょうか。

また次回も皆様のお役にたてるような情報をお話ししていきますのでお楽しみに～。