20.04.30
アフターからの豆知識☆☆補修方法編こんにちは。
お久しぶりです。
アフターサービス担当の一ノ渡です。
前回のお話しからかなりの月日が経ってしまいましたが、皆さんお元気でしょうか
今回は、前回お話しした補修方法についてもう少し詳しくお話ししますね。(前回のお話しは2018年の6月28日に掲載してます)
大きな傷・凹みを補修する時には、電熱ゴテで溶かして使用する樹脂タイプの補修材がおすすめと言いました。
細かい補修方法についてお話しします。
1.ささくれは取り除く
えぐれている部分を補修する際には、ささくれが出来ている事があるのでまずはカッターで丁寧に取り除きましょう。そのまま、ささくれがある状態で補修を行うと、上手く補修が出来ません。
2.傷のフチをならす
重い物を落として出来てしまった傷は、傷のフチが盛り上がってしまったりしますので、歯ブラシなどの柄など少し丸みのある硬い棒で盛り上がっているところを押して、滑らかにします。
3.溶かした樹脂で埋める
熱した電熱ゴテに少量の補修材を乗せ溶かします。
※電熱ゴテは非常に熱くなっていますので金属部分は絶対に触らないようにしましょう。
床の色と合うように複数の色を竹串等、柄の長い物を使用して混ぜ合わせ調色していきます。
※補修材の色を選ぶときは、最も色合いが近い薄い色を選び、濃い色を少しずつ足して調色すると良いでしょう。
調色が終了したら、コテを傾けて、補修箇所に補修材を埋めていきます。
4.平らにならす
電熱ゴテで平らにならす場合は、傷の周囲に熱から守る用の耐熱保護材をたっぷり塗ってから、余分な補修材をこそぎ取ります。そして、床にコテを当て、手前に引くようにして平らにならします。
コテを使わずならす場合は、ある程度固まるまで待ちます。固まってきたら洗濯板のような表面がでこぼこしているヘラを使って削り取っていきます。固くなりすぎたら、ドライヤー等で温めながらやると良いかもしれません。
最後に、補修ペンで木目を描いて終了です。
凹みを補修する場合は、透明な樹脂の補修材を使用し、2番からの手順でやっていただければと思います。
ただ、補修材の付きが悪い時は、わざとえぐって補修するのも一つの手です。
そう補修屋さんが話してました(笑)
さて、今回はここまで。次回をお楽しみに~☆
(今回、画像無くてごめんなさい)