17.06.17
アフターサービスでよくある問合わせ3項目の対処法その②(サッシ編)こんにちは
黒須建設アフターサービス担当の一ノ渡です。
について今回はお話します。
アフターサービスの問合わせで戸車・丁番の調整の次によくあるお問い合わせが、サッシまわりについてです。
長い年月住んでいると、毎日のように開け閉めをするベランダに面した部分の窓で
「鍵がかかりにくい!!」や「なんか開きにくくなってきたなぁ~」とか「網戸が動きにくいなぁ」
なんて事ありますよね。
そんな時はちょっとした事とあとはドライバー一本で直ってしまうことが多いんです。
窓や網戸も室内の扉と同じ様に戸車がついていて、それが回って動いています。
レールに糸屑やホコリ等ゴミがたまっていると、戸車に絡まったり詰まったりして窓などが動きにくくなります。
なので、まずは窓でも網戸でも動きにくくなった時はレールと戸車を掃除しましょう。
一番良いのは、網戸や窓を外してしまうのがいいのですが、窓を外す際は、最近の窓は重たいので、無理はしないでください。
また、網戸にも外れ止めがついていますので無理に外さず、外れ止めを解除してから作業しましょう。
今回はYKKの窓でご説明します。
網戸の外れ止めの外し方。
床まである掃出し窓の網戸は「外れ止め①」のタイプだけですが、
腰の高さまでしかない窓の網戸には「外れ止め②」のタイプも付いているので気を付けてください。
レールと戸車の掃除が終わったらまた網戸等を元に戻します。
この時、網戸をはめる時に戸車がレールにはまっているか必ず確認して下さい。
(戸車がレールにはまっていないと非常に動きにくくなります。)
それから、下側にあるネジを左右に回し、戸車を上下させて調整をします。
網戸の場合は外れ止めが効いた状態で戸車を調整すると、外れ止めの部分で突っ張ってしまい、歪んでしまいます。
なので、網戸の調整をする時は、網戸の上に付いている外れ止めを緩めた状態のまま調整をおこなって下さい。
最後に、調整が終わったら外れ止めを元に戻します。
上のレールに外れ止めをピッタリくっつけてしまうと外れ止めがレールに擦って動きにくくなります。
以上が窓・網戸の調整方法です。
次回は、アフターサービスでよくある問合わせ3項目の対処法その②(サッシ編)鍵の調整についてお話します。
お楽しみに……