17.07.02
「品質」から見たリノベーションのメリット
こんにちは! 久喜住宅公園展示場のYです。。。
「経年劣化」という言葉が示すように、家は建てたその瞬間から雨風に打たれ、太陽光
にさらされ、過酷な環境のもと劣化が始まります。劣化した家を全面的にリフォームして
優れた部材に変えれば、耐振性・断熱性・耐火性・防犯性などが格段に上がります。
リフォームを検討する上で、家にどのような品質が向上するのか検証していきましょう。
家そのものの性能性を決定づける耐震性能・断熱性能・機密性能・耐久性能などは、
建てた後で簡単に性能アップすることができません。それらの性能をアップする
チャンスがリノベーションなのです。1980年代以前と比べると家の性能は格段に上がっ
たと言われます。リフォームを考えているなら、リノベーションで家の性能をアップ
させてはいかがでしょうか。
取り壊して建替えとなると、「今の家には思い出もあるし、使い慣れていて便利な部分
もある」と悩むことがあります。リノベーションなら残したい部分を残し、リフォーム
が可能です。見た目が新しくても、思い出と共に暮らせるのは、リノベーションならで
はです。
劣化に伴い家の資産価値は徐々に下がっていきます。一般的には新築時の資産価値を100%
として、毎年5%ずつが減少し、10年後には50%、20年後にはほぼゼロに
なるとされています。リノベーションすれば、見た目だけでなく品質や性能が上がります。
リノベーションでは基礎と柱や梁などの主要構造物だけを残し解体し、そこに新築同様の
家を作ることもできます。強度の問題から撤去できない耐力壁があったり、一部の制限は
あるものの部屋を広げたり、浴室の場所を変えたりと、間取りをほぼ自由に変更できます。
環境問題となっている今エネルギー消費量を節約する創エネだけではなく、太陽光発電や
家庭用燃料電池など一歩進んだ創エネが注目されています。災害などでの不規則の停電が
心配されている現代、創エネの仕組みを取り入れておけば安心ですね。
次回は、『工期から』みたリノベーションのメリットです。。。